品川区京浜急行北品川駅より徒歩8分。内科、外科の南医院です。かぜや急な熱などの症状から高脂血症、糖尿病などの生活習慣病までなんでもご相談ください。
●当院の定期検査の考え方 血圧
血圧は何日間かにわたって何回か測った値が、平均的にどの程度の範囲内に入っているかが問題になります。検査の日に1〜2回測ってみて高いから大変だとか、高くないから大丈夫だという評価はあまり意味がないと思っています。勿論、検査日に測った血圧が高ければ、治療が必要な高血圧状態なのかどうかを確認していく必要があります。検査日の血圧が高くなくても、いつも高くない状態であるのかをチャンスがあれば確認してください。
ちなみに検査時の血圧が収縮期血圧(俗にいう上の血圧)140以上 かつ/または 拡張期血圧(下の血圧)90以上は高血圧として対処すべしとなっています。
表内★印の部分に示しますように、たとえ血圧が130代/80代の正常範囲にあっても、他に動脈硬化を進める危険因子を持っていれば、危険度は高くなる事が分ります。血圧だけでなく、他の危険因子にも充分注意が必要ということです。
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