品川区京浜急行北品川駅より徒歩8分。内科、外科の南医院です。かぜや急な熱などの症状から高脂血症、糖尿病などの生活習慣病までなんでもご相談ください。
● 1.体温 ━ 平熱について
平常時の体温(平熱)を知っていると発熱の時に役立ちます。
もし「そんなに高い熱じゃない。」と言われたら、「平熱と比べてこ〜んなに上がってるんだ。」と訴えて下さい。
(1)平熱には個人差あり
平熱はその人その人で異なります。同じ「37℃」でも平熱が36.8℃の人には問題なしですが、35.5℃の人には治療を要するかもしれない明らかな発熱です。
(2)平熱には朝晩の変動あり
平熱は朝低め・夜高めに変化します。高齢者は約0.4℃程度、一般成人は0.6〜1.0℃程度、夜の方が高めになります。
同じ「37℃」でも朝と夜とでは意味が違います。朝と晩、両方の平熱を確認しましょう。
(3)発熱の目安
発熱は高齢者では 平熱+1.0℃以上または 夜と朝の体温差1.0℃以上、一般成人では 平熱+1.3℃以上を目安とします。「三十何度何分」という数値よりも、平熱より何度上がっているかが大切なのです。
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