品川区京浜急行北品川駅より徒歩8分。内科、外科の南医院です。かぜや急な熱などの症状から高脂血症、糖尿病などの生活習慣病までなんでもご相談ください。
空気が乾燥する冬場は、肌が潤いを失ってカサカサしがちです。特に、加湿器なしでエアコンの暖房を使い続けていると、その傾向に拍車がかかってしまいます。肌の水分や皮脂が不足する「乾燥肌」は、顔では頬や口の周りに現れやすいほか、膝や肘など腕や足にもよく見られます。
皮膚の一番外側の部分は「角質層」に覆われていて、この角質層が肌の水分を保ったり、外部の刺激から肌を守ったりしています。ところが、長時間エアコンを使用したり、強い紫外線に肌をさらしたり、間違ったスキンケアをしたりすることによって角質層の働きが低下すると、乾燥肌になってしまいます。
乾燥肌を予防するためには、エアコン使用時に加湿器を併用するとよいでしょう。職場などで加湿器を使えない場合は、保湿成分を配合した化粧水のスプレーを折に触れて使用することも効果的です。入浴時には、熱いお湯に入ると皮脂が落ちやすいので、ぬるめのお湯に長く浸かるのがお勧めです。入浴後には乳液を塗るなどして肌の乾燥を防ぎましょう。
乾燥肌になってしまった場合には、加湿器の使用などに加え、必要に応じて乾燥した部位のスキンケアを行います。ドラッグストアに行けば、保湿成分を配合したスキンケア製品がそろっていますので、サンプルを試したり薬剤師に相談するなどして、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。初めは、低刺激やアレルギー対応をうたっている製品から選ぶのがお薦めです。
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